冬の切なさひきずったまま、私は遠くに行きたい
もっとゆるやかに季節がすぎていっているのかと思ってた。
思っていたより静かに、こんなにはやく夏がくる。
いよいよ六月も下旬にさしかかってきてて、やるべきことは佃煮のように味が染みてきているのだけど、なかなか手が出ない今日この頃です。
ついつい冬の凛とした空気が懐かしくなり、眠りが浅い夜は冬の曲ばかり聞いています。
それでは、「週刊わたし!」を書くとしましょう。
今週の私はどこからきて、どう動いて、どこに向かったのか。
6月××日
訪問先のおばあちゃん(90代)といろいろお話しをする中で、
むかしはこういう習俗があった、こういうやりかたがあった
という話をたくさん聞いた。
今の東京のいろいろな住環境・社会環境でなかなかその習俗を保つのが難しくなっているのだけど、昔やっていたもので、やっぱり今もやったほうがいいものは、うまく復活させていければいいのにな…と思う。具体的な方策はまだ浮かばないけれど。
まぁ自分ができることから、また。
たぶん地方に行ったらもっといろいろなものが残っているんだと思う。
逆に都会の都会のやりかたや、チャンネルづくりがあるのだろうか。
でもそのやり口がわたしとしては好かないやり方が多いからなぁ。
6月××日
温泉にいこうと思い立ち、早朝から出発する予定が色々とすることがたてこんで正午にようやく家をでる。
とりあえず行先は草津温泉に仮設定して、八ツ場のダムカレーを昼食に設定。
まっすぐいけば3時過ぎにおひるごはんを食べられるはずや!
環八をのんび練馬に向かい関越にのり、まっすぐ渋川伊香保…にはいかず妙義山のふもと松井田妙義ICを降りる。ほんとは渋川伊香保から榛名湖を経由して八ツ場でもよかったのだけれど、行きも帰りも同じ道じゃなぁ…と思い、地図を見てたら発見した群馬県道33号や国道406号を通ってもいいんじゃないのか、というなんともない理由。
大型車が通行できなかったり、枝がおっきく道路に出ている道を越え、山をいくつか越えて、中之条にはいったとの速度規制道路みたいななまえのデコボコの道でめっちゃくちゃはしゃぎながら車を飛ばし、道の駅やんばふるさと館に到着したのは15時53分。
急いで売店へ。
うん、食堂はもう営業終了してたよね。
足湯につかりながら草津温泉や尻焼温泉について調べていても、日帰り入浴は期待できそうもないので、八ツ場ダムの近所にある川原湯温泉につかる。源頼朝公が鷹狩りに来たときに発見した温泉だそうで、随所に笹竜胆の紋章が。私のだいすきな紋だったり、私といろいろ縁がある紋章だったりするので、それだけで少しうれしい。
草津温泉の上がり湯ともよばれているようだけど、草津つかってないけどいいのかな?まぁいいや、今度は絶対行くからな、草津!
硫黄の香りが強い、体があったまるいいお湯でした。
受付のおばちゃんもすごい気遣いがあって、いいなぁとおもった。
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ふろあがり、八ツ場ダムの湖畔を散策しながら、ダムに沈んだ街の姿を思う。
あの沈んだ街にも、長い歴史で培われてきたものや、ダムの底に沈んだ想いがあったのか、と思いつつ、それぞれ新しい場所で、新しい環境で、新しい形で思いをつなごうとしている。まだまだこからもいろいろな設備ができるみたいなので、今後もとても楽しみである。
◆
折角群馬に来たが、群馬はめったにこれる場所ではないので、前から気になっていた外観の温泉旅館を見に、四万温泉まで足を延ばす。
途中メロディロードみたいななまえの、走るとメロディが聞こえる道があって、♪よんでいる~むねのどこかとおくで~みたいな曲が流れるのだけど、なんの曲だったか思い出せない。歌詞も思い出せずに、♪くる~きっとくる~きっとくる~、とうたう。それリングやん。
四万温泉は初めてくだったのだけど、川の音と山の香りがいい雰囲気だなぁ、と思った。梅ジュースを飲んだら落ち着きすぎてどっと疲れができた。
6月✕✕日
フォロワーさんに薦められたお酒を飲む。
ワインみたいな日本酒でとても美味しかった!
6月✕✕日
がんばったので寄り道して帰った
月末にかけてやることが佃煮のようにある。
焦げ付いたら美味しくないから、ガンガン行きましょう。野球も始まったわけだし!
あけましておめでとう!!2020